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らぶあま小説『続・オレだけのものになれ!』 - chap.8

Category : 【続・オレだけのものになれ!】
らぶあま小説『続・オレだけのものになれ!』

◆chap.8 甘い一夜(1)



 「・・・そろそろ……、いい?」

 先輩にそう言われてアタシはこくんと頷いた。

 (本当に大丈夫かなぁ…。痛くないか心配だし、すごく緊張するよ……。)

 アタシはそう思いながらギュっと目を閉じた。

 「ヒカル…。目、ギュって閉じないで。そうすると余計力入るから。軽く息ふーって吹いてみ?」

 アタシは言われたとおりふーって息を吹いてたら……。

 少しの痛みと圧迫感はあったけど、いつのまにか先輩とひとつになっていて。

 元彼の悠輔とは何もかもが違う……、って思った。

 悠輔との時は、毎回恐怖でしかなくて、全然いいもんだと思えなかった。だからセックスなんて大嫌いだった。

 なのに先輩とは、全然イヤじゃなくて。こうもすんなり受け入れられちゃった自分にビックリした。

 先輩の魔法は本当にスゴイ……。なんか尊敬しちゃうよ……。

 アタシ…、絶対自分はセックスに向かない体質なんだと思ってた。

 でも先輩のおかげでそうじゃないことがわかってホッとしたし、何より大好きな先輩とこうして愛しあえるのが嬉しかった。

 この喜びは言葉では上手く言い表わせないなぁ……。

 思わず先輩の首に腕を回してギュっと抱きついた。先輩もそれを受け止めてくれるようにひとつになったままアタシを抱きしめ返してくれた。

 「痛かった?」

 先輩はちょっと心配そうな顔をしながらアタシの身体に優しくキスを落としていく。

 「ん……、少し。でも思ってたよりも全然平気でした」

 その言葉に反応して先輩はキスを止めてクスっと笑いながらアタシの顔をマジマジと見つめる。

 「…平気“でした”…ってオマエ過去形にすんなよ……。今からが本番なんだからさ……」

 そう言いながら妖しくて意味深な笑みを浮かべた先輩は、アタシの様子を伺いながら初めは優しく、次第に激しく求めてきた。

 先輩の魔法のせいか、アタシは容易く快楽へ誘導されて、ひとつずつ階段を昇り始める。

 先輩が作り出す階段はすごく長くて、昇っても昇ってもまだ先がある。早く最上階に行きたくて懇願するような甘い声を出しても、途中で何度も引きずり降ろされて。

 「・・・まだイかせないよ?」

 焦らされてイジワルされても、それが逆にアタシを熱くさせる。

 先輩の気持ちよさそうな顔……、初めて見た……。すごく色っぽくて……、ずっと見ていたい気にさえなる……。

 でも先輩のテクに翻弄されて、アタシが正気じゃいられない。

 気がつくと上気した焦点の合わない甘い目線で「大好き…、先輩…、だいすき……」と何度も呟いてた。

 「ヒカル……、その顔すっげー可愛い。好きすぎて……、オレもどうにかなりそうだよ」

 「先輩……。……いっぱい抱きしめて……。離さないで……」

 「……離さねぇよ……。もうオレだけのもんだからな。絶対……、誰にも渡さない」

 そう告げたときの先輩の表情は、甘く切なくて。アタシは胸がぎゅーってなるのと同時におなかの辺りがズクっとして、目からは涙がこぼれていた。

 先輩。

 その甘い言葉で…。蕩ける程巧みな魔法で…。ずっとずっとアタシを繋ぎ留めていて……。

 ずっとずっと…。傍にいて……。

 初めて2人で甘く激しく溶け合う時間は、アタシにとって一生忘れられない、とても大事なものとなった。



 *****



 (今何時だろう?)

 ぼんやりとホテルの天井を見ながらそう思って、少し体を起こしながらベッドサイドにあるデジタル時計を見た。

 (……2時過ぎかぁ……。)

 先輩と抱き合ってると時間を忘れるんだなぁ……。それくらい心地よくて、気持ちよくて……。恥ずかしいけどずっと肌を寄せ合っていたい気分になる。

 先輩は疲れ果ててアタシに腕枕しながら眠っちゃったけど、さっき充分すぎるくらい睡眠をとっちゃったアタシは全然眠れないでいた。

 ただ、身体がなんかギシギシいってるっていうか、運動した後みたいな疲労感はあって。

 (湯船にお湯溜めて、ゆっくりお風呂入りたいなぁ……。入ろうかなぁ……。)

 そう思ったアタシはベッドからそっと抜け出してお風呂場に向かった。

 蛇口をひねり、お湯を出す。何分かしていい具合に溜まってきたから、お湯を止め、いざ湯船に浸かろうとしたとき。

 「ヒカル~、一人で湯船はズルイぞ。オレも入る」

 いつの間に起きたのか、ドアの外でドンドンとノックしながら先輩がそう言っていて。ビックリしたアタシはバスタオルを巻いてからドアを開けた。

 「先輩…、もしかしてお湯の音で起きちゃいました??ごめんなさ…」

 そこまで言いかけたとき、マッパ(全裸)の先輩が目に飛び込んできてアタシは目をまるくした。

 「あ……」

 すぐに目を背けてドアを閉めようとしたら。

 「オイオイ、ちょっと待てよ。オレも一緒に入れてよ」

 と。ドアを開けられて先輩が強引に入ってきた。

 ホテルのお風呂はユニットバスで、2人で入るには狭い。でも、先輩は何も考えずに湯船に足を入れた。

 「あ、待ってください…。2人で入るならもうちょっとお湯抜かないと…」

 このまま2人で入ったらお湯が溢れて大変なことになっちゃうと思ったアタシは、溢れない程度にお湯を抜いて水位を低くした。

 「……オレ一人だとお湯少ねぇな……。早く、ヒカルも来いよ」

 (う~…。)

 仕方なくアタシはバスタオルをとって湯船に足を入れた。でも、どこに座っていいもんだか…。

 「足の間に座ってオレに凭れ掛かればいいよ」

 (・・・今更だけど、やっぱり2人でお風呂は恥ずかしいなぁ……。)

 そんなことを思いつつも、先輩に言われた通りアタシは先輩の足の間にそっと腰を下ろした。




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らぶあま小説【R15(一部R18)】 オレだけのものになれ! (最新更新日 12/21 SS《Type2》 UP!)

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